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2019年12月06日

まほろば紀行 永六輔氏と行く検証の旅『橘寺②』

 私はこの旅で”大和は国のまほろば“と、しみじみ感じながら歩きました。


 国宝であり、世界文化遺産に登録されている法隆寺や元興寺、橘寺その他を拝観するとき、そこに奉仕なさる僧侶の方々の敬虔(けいけん)なお姿をみると、厳しい修行を積まれて、大切な寺院の責任者となられた御苦労はよく分かります。
 私は、この本に、十七条の憲法以外にまだまだ沢山ありますと、内容を克明に書きました。恐縮ながら、どうぞひとつ、読んでみて戴きたいと、心からお願い致します。
 特に仏門の皆さまにとって太子は、仏教の先覚者であり大聖人として仏教界の宝物といえる御存在で、空海も法然も、親鸞も日蓮も道元も、太子の学問を尊敬して、一歩でも近づきたいと精進したのですから、余計なことは書かないようにと言われるかもしれません。

「敬って恃まず」。三波春夫の、宗教や宗教家などに対する心構えでした。
要するに、神様仏様に頼ることなく自分を磨くこと専一に生きる、というタイプでした。
人としての生き方を見つめること、は、三波春夫の人生のテーマだったように思います。
そして、聖徳太子が残されたものを見つめ、歴史に残る人物を見つめ、著作や歌が生まれたのでした。

ではまた、来週金曜日に更新いたします。