« 前   TOP  次 »

2019年01月11日

隠された古代日本史 勇者 素佐之男起つ ーオロチとの戦いー②

 その地域、しかも日本唯一の貿易港のある国としては生産・販売の調整が必要です。乱売すれば値が下がる。取引の額も大きな問題です。


 素佐之男はヤマタノオロチに掛け合いましたが、話し合いには応じてきませんでした。木で鼻をくくるような態度。この無法者奴(め)! 倒すしか道はない。
 そのとき、まさにその時。出雲第一の美女と噂の高い稲田姫が、財力に物を言わせたオロチのために、何番目かの妻妾にさせられようとしていました。友人にすすめられて稲田姫に一度は逢ったことがある素佐之男は、決然として、父の愛刀『十握(とつか)の剣(つるぎ)」を掴(つか)んで立ち上がりました。
 やがて祝言の夜。美女を前にして酒に酔う八岐遠呂知の目の前に、十握の剣が稲妻のように突き刺さりました。

『あっ、平田(ぬた)の布都斯(すさのお)だ!』

 オロチの手下が叫びました。その声が伝わるや、人々は先を争って逃げました。出雲随一の豪傑に敵うはずはない。素佐之男は稲田姫を抱きかかえて、馬上の人となりました。

本年初回のブログです。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!!

山を荒らし、災害を呼び、公害を起こしたヤマタノオロチを退治したスサノオ。
この続きは、また来週金曜日にアップいたします。