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2018年09月14日

隠された古代日本史 日本書紀と古事記④

 私が平成六年に組曲として「平家物語」を発表するまで、六年間にいろいろと研究したのですが、清盛という人も英雄であり大政治家でした。朝廷権力を民間の手に移したその大きな仕事は、現代に続いているわけです。


 さて、この白河天皇は、今まで記紀の記述に従って行って来た宮中祭祀を、全面的に古伝、古文書に照らし合わせて行わなければならぬと改革を実行されました。伝統ある皇室が、嘘の多い書物に振り回されて祭祀を行っては、皇祖、皇霊に申し訳ないと仰せになったことは、天武朝の時代に全国から集めた由緒ある名家、名族、神社の古伝書や証拠品を没収したまま宮中に保管してあったことを意味していて、そうした古文書に照らし合わせ、真実の祭りを挙行することになったのであると、原田先生は指摘しておられます。

「前例のとおりに」や「慣例ですから」と言いながら、物事を運ぶ流儀の人もおいで
になります。
しかし、それではいつの間にかに、人として本当にやらなければならないこ
とを置いてきぼりにすることになるのではないか…というのが、三波春夫の考え方で
した。
分かっているのに見ない振りをして自分に嘘をつくこと、は、出来ない質で
した。
ですから、白河天皇、平清盛が真実を求めたことを、「いいなぁ」と思って
ご紹介したのでしょう。

ではまた、来週金曜日に更新いたします。