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2018年08月31日

隠された古代日本史 日本書紀と古事記②

 一番びっくりするのは、天照大神(日霊女)と素佐之男尊を姉と弟にしてしまい、その揚げ句に姉弟が契約して三人の姫君を産んだと書いたのです(宗像三神の姫神)。


 日霊女は、紀前の六百五十年ほど前に弥生文化と言われる水稲米の耕作を、日本に運んで来た倭族の子孫です。素佐之男より年齢が三十二歳ほど下で、史実としては、おふたりはもちろん夫婦の形だったわけです。

三波春夫の最後の著書『熱血!日本偉人伝』の最終章は「スサノオと日霊女」です。
そこに書かれていることを要約しますと、
“スサノオの時代は縄文時代末期からやがて弥生時代となり、稲作の時代となります。この稲作のための水耕田の技術、養蚕などの新知識を持って、呉の国から九州・日向の国に渡ってきたのが「天(あめ)」という一族。このリーダーが日霊女でした。出雲のスサノオは、水耕田の技術等を求めて軍を率いて日向の邪馬台国に乗り込みますが、日霊女は平和の道を選び、ふたりは共に歩むことになりました”ということだそうです。神話ではない、人の歴史ですね。
『聖徳太子憲法は生きている』では、もう少し後にスサノオの活躍ぶりが書かれておりますので、お楽しみになさってください。

ではまた、来週金曜日に更新いたします。