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2018年06月15日

隠された古代日本史 先代旧事本紀大成経――とは何か⑤

 話が広がりますが、山鹿素行の遠祖は山鹿兵藤次秀遠という山鹿党の頭領で、八百年の昔、三千の軍勢を率いて源平決戦の壇ノ浦で平家軍として戦いながらも、安徳帝を守って船団を組み密かに越後へ落ち延びて来たと伝説にあり、しかもその土地は私の遠祖に当たる大納言・平頼盛の所領地でした。


 組曲「平家物語」を製作中に、この落人たちの末裔の流れを史料を調べて追っているうちに、素行は、会津に流れた人々の子孫だと知りました。”歴史は繋がっているんだな”と、あらためて思ったものでした。
 素行の代表的著書『中朝事実』は晩年の作ですが、明らかに太子憲法の天の理の精神を基本にしており、『太星伝』という奥義書には堂々たる武士道論、日本人論が書かれています。

人は、過去からの歴史を繋いで生きるものだと考えたら、やっぱり人生の困難を乗り越えながらも真っすぐに、イッショケンメイに生き抜かなきゃね、と思います、ね。

ではまた、来週金曜日に更新いたします。