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2018年05月18日

先代旧事本紀大成経――とは何か①

 聖徳太子の著作物と言ってもよい、日本最初の歴史書が「先代旧事本紀大成経」です。


 太子の命により、編集長は秦河勝。神代以来の伝説や古文書に基づいて作られ、全七十二巻です。「神代本紀」に始まり「先天本紀」「神砥」「神事」「隠陽本紀」「天皇本紀」 など多くの項目に分かれて国の歴史を記してあります。
 勿論、漢文で書かれていますが、読みやすいように句読点や返り点がついており、これは太子のアイディアであると伝わっています。また、「詠歌本」の項目の、”六十二”には万葉集よりも古い和歌を記録しており、有名な素佐之男尊の「八雲たつ出雲八重垣 妻寵に 八重垣作る その八重垣を」――の作品も収められております。
 そして、この中に、太子の五憲法八十五ケ条が、全部収められているのです。
 推古天皇は、完成後、この本を大切に後世に残すため、「五十鈴宮」「大三輪宮」「四天王寺」に秘蔵することを命じられました。

お知らせです!
20日(日)13時~15時30分は、CS「チャンネル銀河」で『三波春夫 追善 新潟記念公演 山内惠介・市川由紀乃・三山ひろしスペシャルコンサート』をどうぞご覧ください。
昨年にBSで放送されたものから、また一段とグレードアップした3歌手のステージとなっております。

ではまた、来週金曜日に更新いたします。