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2018年05月11日

日本の織物の神様―秦河勝―②

 秦河勝の知力と財力は、日本初と言うべき歴史書『先代旧事本紀大成経』を完成させました。太子はこの中で、国の肇めを、人が誰もいなかった天地混濁の「神代」という時から解き明かしておられますが、聖徳太子の最高ブレーンのお方であった秦可勝の功績は記憶しておいてよいと思います。


 今一つ付け加えると日本の雅楽の創設にカをそそいだことでも知られています。
 大阪の四天王寺は外国の要人を接待する迎賓館でしたが、ここでは美しい日本の音楽として雅楽が演奏されました。
 中国の音楽を手本にしたことは御存じの通りです。河勝の大プロデューサーぶりが偲ばれます。

太子と河勝さんは、どんな調子でお話ししていたんでしょうね…。
三波春夫は、『長編歌謡浪曲』で、織田信長や大石内蔵助や勝海舟ほか、沢山の人物になってセリフを語っていますが、もしこのお二人が登場する長編歌謡浪曲を作ったら、どんな声色でセリフを演じただろう…と、ふと思いました。笑。

ではまた、来週金曜日に更新いたします。