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2018年04月27日

隠された古代日本史 日本の織物の神様―秦河勝―①

 歴史書の話に入る前に、ある人物を紹介しておきます。 
 実は、太子のパトロンというか片腕というべきか、富豪の文化人がお側におりました。


 秦の始皇帝の子孫と称した秦河勝です。着物を始め、機織り物の総元締めでした。 
 日本映画の故郷・京都の太秦辺りが生産地で、この太秦の地名はイエス・メシヤの別名ですが、美しい着物をうずたかく積んでいたからだといわれます。京都が衣装の本場になったのは、この人の仕事から続いているということでしょうか。
 今一つおもしろいのは、日本の能楽を育てた人物とも言われていることです。
 能楽はそもそも「田楽」とも言いましたが、田んぽの農作業と切り離せない農民の祭りを舞台として発祥しました。「申楽」というのは軽業や物まねなどのおもしろい演芸です。これらの素朴な農民芸術は、その後、観阿弥・世阿弥によって日本の芸術として室町時代に完成したのは御存じの通りです。

《本に記載されている欄外解説》
秦河勝 聖徳太子の近侍となった官人。太子より仏像を譲り受け、京都・太秦に広隆寺(蜂岡寺)を開いたと伝えられる。正没年不明。

秦河勝さんのお話は、次回も続きます。
更新は、1週空いて、5月11日です!
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