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2017年12月22日

聖徳太子憲法を読む 花の事道 釈氏憲法 第十条

花の事道 釈氏憲法 第十条

『佛典は冥府の體を明らかに為す。
悪業の報の由を明し、不義は教化を絶つと雖も
能く知るときは悪事を離れむ。
又、佛界の妙境を明め善因慶果を明らかにす。無知の者は、
學習を斷つと雖も能く聞くときは願って善を行う。
僧者は妙經を妄に説いて寓言となら令るなかれ。』


《読み方》
仏典は めいふの ありさまを あきらかに なす。
あくごうの むくいの わけを あかし、ふぎは きょうけを 絶つといえども よく知るときは よくなきことを 離れむ。
又、仏界の みょうきょうを きわめ ぜんいんけいかを 明らかにす。無知の者は、学習を断つと いえども よく聞くときは 願って よきことを 行う。
そうしゃは みょうきょうを みだりに 説いて かこつけごと と ならしむ なかれ。

《訳》
 仏典は、冥府のありさまを明らかにし、悪業の報いを明らかにする。不義のものには教化を絶つというが、よく知るときは悪事を離れる。また、仏界の妙境を明かし、善因善果を明かす。 無智のものは学習を絶つというが、よく聞くときは願って善を行うものだ。
 僧者は妙経をみだりに説いて、 寓言とならないようにしなければならない。

《三波春夫の解説》
 ここでいう妙経とは、釈迦の学問の最高峰というべき大乗仏典・妙曲のーつを指しておられます。

仏教の教えの真髄をお坊さんご自身がガッチリと掴んで、
人を指導してくださる、と幸い。
その道を究めて、頑張って頂きたいです、ね。
本年のブログ更新は、本日までとさせて頂きます。

次回は1月12日(金)に更新します。

年末年始をお元気でお過ごしくださいませ!!