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2017年12月01日

聖徳太子憲法を読む 冠の位道 釈氏憲法 第七条

冠の位道 釈氏憲法 第七条

『僧は内に三賓を住めて體とーにし、外には住持の三賓に事えよ。
心に倦まず身を惜しまず晝夜に勤みて時を移さざれ。
ああ民庶は農に勤み僧に與う。僧は之を食んで勤めざれば其
の罪、遯れる所なし。僧者罪を怖れざれば、檀越の罪を遮る所
なし。』


《読み方》
そうは こころに さんぽうを とどめて たいと一つにし、外には
じゅうじの さんぽうに つかえよ。
心に うまず 身を 惜しまず 昼夜に
はげみて 時を 移さざれ。
ああ おおみたからは しごとに はげみ 僧に あたう。僧は これを はんで つとめざれば その罪、逃れる所なし。僧たち 罪を 怖れざれば、だんのつの 罪を さえぎる所なし。

《訳》
僧は住持三宝に仕えて、心うまず、身を惜しまず、昼夜勤めて時を移さないものだ。庶民は 農業に勤めて僧へ与えている。僧がこれを食って勤めないならばその罪は逃れられぬ。僧にして罪を恐れなければ、檀越の罪をさえぎるところがない。

《三波春夫の解説》
”僧は身を惜しまず、日夜仏道に励まなければならない。庶民は汗水を流して得た収穫を僧に分け与えている。僧がその施しを受けながら、勤めを疎かにするなど、逃れることのできない大罪である"と、僧の心得が説かれています。

この条文の真理は、僧でなくても、どんな仕事でもソウだと思いました。
ダジャレで、すみません~。

では、まじめに、また来週金曜日に更新いたします。