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2017年08月04日

聖徳太子憲法を読む 天の公道 神職憲法 第十四条③

 このことは初耳の読者も多いと思いますが、古代史の碩学・ 原田常治先生の御説から私は勉強させて頂いております。


 原田先生は実際にその土地に足を運び、神社に参拝し、事跡を調べ、「ここは本物、ここはおかしい」と、調べ尽くしておられますが、私が最もこの方の学問に魅かれるのは、『神社には歴史を実証する材料があるのだ』という論理です。
 人間が人間の歴史を作ってきたのだという信念を持って全国を歩き、社宝を実際に見て古文書を読んで廻るという真っ正直さ。小説は足で書く、と言われた吉川英治氏の言葉そのままで、素晴らしい先生だと思います。
 一九七七年に他界されていますが、その著書たるや、私など足元に及ばない大迫力です。『日本の神は実在したのである』これは神道学者にとっては当然の言葉ですが、その実在を確かめもせずに小説とも論文ともつかぬものを書き、少しややこしくて分からないところは、“古事記に日く”“書紀に日く”と逃げている本もあります。嘘を書き残されるのは迷惑な話ですね。

三波春夫らしい、考え方です。
娘の私も同感で、父の生前、二人でよくこの辺りをお喋りした思い出がございます

では、次回は8月18日に更新いたします。
よろしくお願い致します。