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2017年04月28日

聖徳太子憲法を読む 月の禮道 神職憲法 第三条③

月の禮道 神職憲法 第三条③

 東京・赤坂の山王日枝神社は、素佐之男尊の第五子「饒速日命」で、前に書いた大和王朝の初代です。徳川将軍が江戸の鎮守様としてお祀り申し上げましたが、おそらく奈良の三輪山から勧請したものと思います。


「国津神」とは出雲系の偉人たちを指しますが、全国に広がる「稲荷大明神」は、神君の第六番目の王子で、本名は「宇迦」。農業に関して非常に積極的な活動をされたお方であったので、人々が農作物の神「お稲荷さま」と崇めたのだそうです。
 狐は御祭神のお使いですけれど、実は田んぼや畑に害をなすネズミやモグラといった獣たちを食べ、追い払う役目だったということです。お稲荷さんにお参りして、この神さんは狐なんだ、と想像するようでは、さて少し違うようです。
 京都の祇園・八坂神社は、素佐之男尊を牛頭天王と呼び、お子様方五男三女の計八人をお祀りしています。それぞれ立派な方々ばかりで、出雲王家は「弥栄弥栄」という意味で八坂神社と称したそうです。
 西の八坂に対して、東京に八王子という土地がありますが、そこには天照大神(大日霊女貴尊)がお産みになった五男三女の王子、王女を天津神としてお祀りした社があったので、八王子の地名ができたそうです。
 のちに、この神社は跡も消されて何もかも分からなくされてしまいました。現存していないのです。
 仏教伝来以後、神社の歴史の抹消が多くの箇所で行われたようですが、そのひとつの例といえるでしょう。

文中の、「国津神」は「くにつかみ」  「天津神」は「あまつかみ」  「宇迦」は「うが」  「牛頭」は「ごず」  「弥栄」は「いやさか」  「大日霊女貴尊」は「おおひみこむちのみこと」 と読みます。

では、次回は5月12日に更新いたします!!