« 前   TOP  次 »

2016年10月14日

聖徳太子憲法を読む 琴の和道 儒士憲法 第一条②

 琴の和道 儒士憲法 第一条②

 また、五倫という意味は、人生五つの道あり、と説いた孟子の教えによるものです。


 一、父子に親あり(親子に親愛の情あり)
 二、君臣に義あり(主従に理あり)
 三、夫婦に別あり(離婚もある)
 四、長幼に序あり(兄弟・姉妹)
 五、朋友に信あり(共に救け合う)

 五倫の「一」をみてぶるっと身震いが出るのは、最近の親子喧嘩の悲惨な結末です。肉親の情というのは、人類誕生から続く熱い心の通い合いですね。父・母・息子・娘、どんなに意見の相違があっても、顔見合わせて語り、時をかければ必ず解決するはずです。
 しかし、まず一番初めに父子に親あり、と書かれていることは重大な意味を持っているようです。親と子、というこの世で初めて向かい合う人間関係。生まれて来た子は人間社会のことは何も知らない、ただ生まれて来たままです。
 この子をどのように育てるか、教えるか。温かい心の持ち主になれるのか。人に愛される人間になれるのか。親と子の切磋琢磨が重要です。

1923年生まれの父が育った時代は現代よりも、親が親であった時代だったでしょう。
今の煩雑な世の中であっても、辛抱努力、がんばりましょう…。

ではまた、来週金曜日に更新いたします。