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2016年08月19日

聖徳太子憲法を読む 龍の品道 政家憲法 第十六条②

龍の品道 政家憲法 第十六条②

 太子は、歌舞音曲は人間社会に絶対に必要なものであると考え、奈良県三輪桜井に「土舞台」という名の屋外劇場を作り、上演のための大道具・小道具の工房も設けました。そして、百済の帰化人で大名人と称された、味摩之・己中芳・加多意を教師にすえて、全国から美男子を集め、歌や踊り、芝居、音楽を習わせたのです。


 いわば日本での歌謡ショーやミュージカルの元祖ですね。全国各地からどんな美男子が集まったのでしょうか。客席もさぞ 盛況だったことでしょう。

 この後、一六0三年頃の京都における出雲の阿国の歌舞伎踊りを経て「野郎歌舞伎」と称された演劇の集団ができ上がり、 現在まで続いているわけですが、まさに聖徳太子は勧進元の一番手だったのです。

 歌手としてこの教えを読むとき、『よく習い』という条文は、 歌と音楽と演劇の基本を正確に習得しなければ新しい自己の芸は創れない、と言われたものと信じます。

 三波春夫はラストに、先週ご紹介した条文の一つの”藝を競い見せる者は、問い習い繰り返し、練り考えて投げ出す事を知らず”について書いています。この、投げ出さずに努力する根性が肝心なのは、どんな仕事でも、なにをするにしても、いつの世でも真理ですね。リオ五輪の選手の姿を拝見しても、感じられますね。

 暑さが厳しいですが、日々、ガンバリましょう!

 次回は、来週金曜日に更新いたします。

 そして、お知らせです。
20日に発売される「月刊カラオケファン」10月号には、『三波春夫、ここにあり!』という特集が掲載されています。
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