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2015年09月11日

生きている聖徳太子憲法 白鹿伝説3

「龍」は大きくて霊体ながら小身になって身を隠す。大でありながら小となるは謙。ゆえに謙道。

「花」は開いて落ちて私心がない。私心なく賞罰を明らかにする事道に通ず。

「日」は天の主である。天子は国の主である。ゆえに主道。

「車」は両輪があって誤りがない。司たちの足である。ゆえに司道。

「地」は万物を育てながら決して嫉妬心がない。これを徳道とみる。

「天」は四時百刻、私心がない。ゆえに公道。

「水」は夏に解け冬に凍り、時々の事の処し方を知る、ゆえに時道。

「籠」は目盛りのついた器。品定めをして、大小も分かつ、ゆえに品道。

「鼎」は三本足で立つ。ゆえに三法に当たる神・仏・儒の尊きを説く、法道。


天皇もこれを納得されて、

『よい憲法を作ってくだされ。あなたがこのように深く考えておられることを朕はまことに嬉しい。皇太子が作られる法の掟こそ、天下の公道。万人を導きましょう』

と仰せられたということが記されています。
 なかなか、ドラマチックなエピソードだと思いませんか。実は憲法公布への基となった白鹿を献上した越後国、新潟県は、私の故郷なのです。
 日本の歴史の重要なシーンに故郷が登場して来るというのはやはり愉快なもので、お国自慢めいていることをお許しください。

日本の国の人々のために、微に入り細にわたって生き方・暮らし方を教え導く、日本人・聖徳太子が作った憲法。

のちに、ひとつひとつの条文をご紹介していますが、その前に、聖徳太子についてのエピソードを書いています。

来週金曜日の更新では、その部分に入って参ります。

どうぞまたご高覧くださいませ。