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2011年04月01日

ビリヤードの効用 2

 平成四年、亡くなった作家の松本清張さんの代表作に『点と線』があります。


ベストセラーになった要素には、この卓抜なタイトルが大いに寄与していたのではと考えたことがありますが、ビリヤードも点と線との知恵くらべ。円形の線のなかにある無数の点の一点を突く、かなり高度な頭脳的スポーツなのです。体力より知力。ゲートボールもいいですが、ビリヤードも年輩の方には格好の健康法。
 ポケットビリヤードはアメリカで考案されたと聞いておりますが、とにかく、台の廻りをグルグル歩き、身体を伸ばしたり縮めたりしてやる訳ですから、とても良い運動です。ゴルフもまた丸い球(線)のどこの点を打つかによって、三百ヤードも思うところへ飛んで十センチのホールへインとなるのですからこたえられません。
 球技の奥の深さは、打つ、突くーーその時、自己の精神統一が、もっとも大切であるということです。あの小さな球が、大きな人間と対等に向かい合ってそこにいる訳です。だからこそ、おもしろいのでしょう。
 おお将(まさ)に円楽天無限よ。

プロに教えて頂いてアーティスティック・ビリヤードという曲球も、いくつか出来た三波でした。イメージ、違います?(笑)
 ではまた、来週金曜日に。