
そこで私もデモテープを聴くことになりましたが、その時から「ここはどうかな、こうすればいいと思うよ」と、私もいつものクセでのめり込むようになってしまいました。
編曲者は初めてお会いする若手ミュージシャン島田直角さんが決定していて、彼を含めて制作会議をすることになりました。
ところが話をしてみると、打てば響くように意見がハネ返ってくるので嬉しくなりました。曲目も次のように決めました。
一、おまんた囃子、二、東京五輪音頭、三、俵星玄蕃、四、佐渡おけさ、五、チャンチキおけさ、六、世界の国からこんにちは。
そして一と二の場合は二つのバージョンを創ろうという訳です。
レコーディングの日となりました。どんな音楽ができているだろうか?リズムはどんなリズムかと楽しさと、不安が半分でスタジオに入りました。
すると「やった!」という感じの音楽構成です。
新しく美しい、音づくりがされていました。
ディレクターは当初、三波春夫の曲をハウスミュージックにアレンジして音楽だけは新たに制作するけれど、歌の部分は三波の既存のヴォーカルを利用することとし、あらたに本人にレコーディングをしてもらうことは考えていませんでした。しかし、デモを聴いた三波は、「これ、やっぱり、アレンジに合う唄い方の歌を入れなくちゃ。唄い直しをした方が良いと思うよ。そうしようよ」と言い、全部新しく、となったのでした。
ではまた、来週金曜日に。
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