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2010年08月06日

ハウスミュージックへの挑戦 1

「三波春夫でございます」より

 よもや、私がやるとは思っていなかったハウスミュージックです。


しかし新しい音楽ですね。輸入音楽の最先端ですが、身体が自然に揺れてくる、不思議さ。昔から日本人は外国の文化を取り入れて、日本独自の文化にしたのですが、今回歌作りを一緒にやってみて若い人々の吸収力の鋭さに敬意を払いました。さらにあらゆる「音」を取り込んで音楽に組み込む大胆さはおどろきです。
 もっとも新しい時代の推進力は何時の世にも若い力である事は、政治においても文化の面でも世界の歴史が証明していることです。
 さて、私がテイチクレコードへ専属入社して三十五年を迎えた平成四年に、制作の若手グループから、マネージャーをやり始めた娘に「相談があります」と電話が入りました。
「先生のヒット曲は、何百万枚も売れた凄いものがたくさんあります。新しい音で作り直して、現在の若い人々に聴いてもらいたいのです」
 そしてデモテープを作って「どうでしょうか。怒られるかもしれませんけど、マネージャーから先生に話をしていただけますか」。
 娘も若い音楽大好き人間ですから「大丈夫ですよ。父は新しいことに意欲的な人ですから」と引き受けてきました。

 平成4年の出来事ですから、ハウスミュージックが最先端だと書いたりしています。私は、テイチクのディレクターに初めて提案を戴いた時にまったく迷いはなく、本人からOKが出ることを確信していました。
ではまた、来週金曜日に。