
そのうえ、この方は、江戸時代にぬきんでた経済学者であり、土木工学の権威でもありました。
その「報徳仕法」や推譲金の制度は、現在の協同組合や信用組合の原点とも言えるものでしょう。
ユニークな頼母子講をつくったのです。推譲金とよばれる資金を基礎にした、いわば庶民の銀行です。これは、のちに幕府がその政策に取り入れるほど人気があったようです。
画期的だったのは、資金を借りたい人の中から誰に決めるかを入札つまり選挙で大勢の中から選ぶということをやられた。だから当選した人は、その借金をかえせなかったら、満座の中で笑われてもいたしかたございません――という証文を書いたそうです。
「原点」は素晴らしかったんですね。
ではまた、来週金曜日に。
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