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2009年08月07日

ある日の多摩川に想う 2

三波春夫著 「すべてを我が師として」より

私は川に向かって叫んだ
水とは 川とは 一体何者なのだ
黒い小鳥がついと水面を飛んだ
さらさらと小石を洗って流れる水は
小さな幼魚をたわむれあやすごとく
岸辺に向けてさざ波を送る


手にとれば形もなく色も見えぬ
しかし ひとたび深みに瞳を転ずれば
青銅色(せきどうしょく)にからだをぬり変え
渦をまき泡だち
じっと息をひそめ なにごとか企らむ

<八島>
 この続きは、来週月曜日にご紹介いたします。