« 前   TOP  次 »

2009年07月17日

イブ・モンタンと雲右衛門 6

三波春夫著 「すべてを我が師として」より

 雲右衛門の足跡を追って、映画の中でさまざまな浪曲を試みたが、なかなか深味のあるものだと、いまさらの如く感じた。そして考えたことは、自己の芸は、単に己れ個人の努力と天才の賜物ではなく、先輩の磨きに磨いた芸と積み重ねによって、はじめて現在の自分の芸が生まれるのだ、ということであった。


 音楽家にしても、優れた人たちが作ってくれた音楽の様式の上に、勉強という自己の努力が重なったのである。

<八島>
39歳の三波春夫の所感です…。
ではまた、来週月曜日に。