
そこで、私は私なりの結論を得たつもりである。恐るべきは人の口ではなく、あくまで自己の不勉強と不摂生につきるということである。雲右衛門、モンタンのみならず、その他仰ぎて師とも戴きたい人々のいかに多いことか、私は非常にありがたいことだと思う。
ところで、永久に変らぬものはその国の言葉。この国に言葉あり、山河あるかぎり、民謡と音楽は不滅といえよう。
究め極めて、いつの日か誰かが外国に、これが日本の歌だと誇りを持って演唱を行なうことがあるであろう。そして、私自身がその土台の石の一かけらになれたら、どんなにしあわせであろうかとも夢みているのだが……。
<八島>
「人の言うことを気にしていつもブレてしまったり、人と比較して自分を見ることを止めない限り、落ち着いて自分を見つめて自分を磨いてゆくことは出来ませんよね。勝海舟の言葉に『行蔵は我にあり 毀誉褒貶は他人の主張なり』ってあるじゃないですか…」
傍で聞く三波の言葉にこのようなことがありました。
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