
私はこの話を聞いて、思わず「いいお話ですね」と、感心した。
その夜私は、九州八幡市へ向うため汽車に乗った。列車のボーイさんに荷物を頼み、門司着は何時かと聞いたところ、彼は何をカン違いしたのか六時三十八分といった。私はそのつもりで翌朝六時に目を覚まして、降りる支度をしたが列車はいっこうに停まらない。
<八島>
東京から福岡の八幡(現在の北九州市)へ。当時は時間がかかりました。
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