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2009年03月26日

千秋楽の夜風 8

三波春夫著 「すべてを我が師として」より

 羽田からわが家へむかう途中、私は品川の妙国寺というお寺に立ち寄りました。一代の巨星桃中軒雲右衛門は、この寺に静かに眠っているのです。雲右衛門の墓と並んで、お浜さん、松月、稲太郎の墓が並んでいます。


 その一つ一つの墓に、線香と花束を供え、私は心からの感謝をこめて、新歌舞伎座公演の成功を報告したのでした。

<八島>
「松月」は曲師、「稲太郎」はお浜と一緒になる前、先妻と雲右衛門の間に出来た息子だそうです。