
二日目、三日目。私は舞台に馴れるどころか、次々と襲いくる演技への苦悩、歌声の調整の苦しみに、いうにいわれぬほどの神経を使いました。
ことに、『雲右衛門とその妻』は、本格的な芝居だけに、千秋楽を迎えるまで、私は毎日毎日、新しい壁にぶつかりながら、歯をくいしばって演じつづけたのでした。
<八島>
芝居で出す声のツボと、唄う声のツボは違うと言います。芝居だけ、歌謡ショウだけ、であればまだ助かるでしょうけれど。そして初体験の長丁場ですから、自分の体力と精神力の配分方法も限界も、まだ判らない状態だったのでしょう。
| Sun | Mon | Tue | Wen | Thu | Fri | Sat |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | |||
| 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
| 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
| 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
| 26 | 27 | 28 | 29 |