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2008年08月07日

水上会談 10

三波春夫著 「すべてを我が師として」より

 そこまで一息にいいきった社長は、私たち夫婦を交互に見やり、またニッコリ笑われました。その表情からは、あたたかい情愛があふれて、私たちの胸をぬらしました。


 ことに、“君の腹はもうきまっているはずだ”と、念を押すようにいわれたお言葉は、私の自信を倍加させ、闘う力と勇気を与えてくださったのです。この夜の、午前三時にまで及んだ話合いを、社長は、水上会談といわれ、後日の想い出になりました。

<八島>
 聚楽のお宿の一室でのこの会談を、三波夫婦は一生忘れられませんでした。