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2007年11月26日

シベリヤの春 9

三波春夫著 「すべてを我が師として」より

 考え直して歌謡曲をうたいました。
   ~青い背広で心もかるく
      町へあの娘と行こうじゃないか……~
 歌い終ると、たいへんな拍手で、もう一回アンコールです。


 私は、できるだけ軽いリズムで歌いました。
 ところが支配人は、
「その歌は誰が作ったのだ。日本人の作曲ではないだろう。アメリカ人の作曲ではないか」
 と、いうのです。いささかシャクにさわった私は、
「とんでもない。古賀政男という日本の作曲家の作った曲だ」
 と、胸をはっていってやりました。

<八島>
 古賀政男先生は、この時からおよそ13年後の三波の大ヒット曲「東京五輪音頭」の作曲者であるわけです。